共通テストの傾向と対策「数学Ⅱ、数学Ⅱ・B」

間が空いてしまいましたが、
前回に続いて今回は、「 数学Ⅱ、数学Ⅱ・B 」です。

傾向を挙げていくと、
①数学Ⅰ、数学Ⅰ・Aと比較すると文章は長くないが、従来のセンター試験よりも文章は微増し、文の把握をし誘導に沿って解く力がより試された。

② 試験時間は60分のままだが、計算量は減り、誘導は丁寧になった為、大門の2や3を中心にある程度の点数の確保はできたかと思う。

③大門1や2では、公式や計算方法を覚えているだけでは難しく、公式の成り立ちや意味を理解していないと解きづらい問題が出題された。

全体的には、「思考力」が試される出題になったと思います。
その為、学校や予備校等の授業において、先生が板書や口で伝えている「どのような理由でこの定理やこの公式が成り立つのか?」のポイントを、完璧でなくても良いので、自分の言葉でメモしておくとよいでしょう。

この「理由やポイントをメモする癖」は、問題を解いた後に丸付けや見直しをする際にも、ただ正解を追うのでなく、「どの公式を忘れていたから解けなかったのか」や「どの点に注目しているから、この解き方を選んでいるのか」を自分なりにまとめて、自分の解答の横などにメモしておく癖が身につけることが重要です。

次回は、「理科」の傾向と対策に関して、近日中にアップさせて頂きます。

塾長 廣瀬

当塾では、体験授業を無料で1コマ実施中です。
理数教科にお困りの方、お気軽にお問い合わせください。